宿命って残酷だ。
天災とはどう生きてても避けられないものなのだろうか。
なぜこんなことを命に宿らされているのだろうか。
何も出来ないし何も手につかずにただただ祈ることしか出来ない。
それが悲しい。何か出来ないかとずっと考えてみる。
だけど、誰がそれを望むのだろうか。
僕は何をすればいいのだろうか。
僕にはわからない。
苦しんでいる人に何ができるのだろうか。
死んでいった人に何ができるのだろうか。
僕は生き抜く事しか出来ない。
色々な国や人やモノや自然や植物など様々な犠牲の上で
私たちの生活が成り立っている事を考えなければならない。
のうのうと生きられている事に感謝し自分は何が出来るかを
毎日考えなければならない。
自分が生きる事で犠牲になっている何かを考えて
そして自分に何が出来るかを考えて
だから、生きる。
この答えは生きなければ分からない
そして、それが死んでいったたくさんの命への答えだと思う。
今、僕には何も出来ない。
だけど、次に何かが起これば何か出来るだろう。
それがどんな些細なことであったとしても。
浅瀬に仇波
「浅瀬には波が立ち、深いところには波が立たない。
考えが浅い者ほど、よくしゃべる。」
今回の地震。生き延びた皆で生命の大切さをよく考え、議論し
もうどこにも波を立たせない様にしよう。