今日は七夕。
永田町の駅ではみんなが短冊に願いを込めて吊るしていました。
そんな僕は短冊だけ持ち帰り、大好きなあの子に短冊をプレゼント
七夕とは、織姫と彦星が1年に一度だけ出会うことができる日。
日本人はこのロマンチックな話が大好きです。
こんなに愛し合っているのに1年にたった1回しか合うことができない
なんてかわいそうな二人なんだろう。
どうか今夜は晴れますように、そして二人が逢えますようにと、
そんな思いを込めながら昔の人は7月7日の夜空を見上げたことでしょう。
そしてその思いは現在にも受け継がれております。
地球が誕生してから46億年。
織姫と彦星が地球と同じ頃に生まれたとして
今までに46億回逢っていることになります。
そのうち半分が曇っていたとしても23億回。
人間の人生は、せいぜい80年そこそこです。
生まれてすぐに出逢って、恋人同士になって、毎日逢いつづけたとしても、
1年で365日×80として、3万回そこそこしか逢えません。
織姫と彦星は天の川の両端で人間たちを見て、
「かわいそうなのはお前たちの方だ!」
そう思っているのかもしれません。
爆笑問題 太田光