今年は天安門事件から20周年。
政府が管理する外環境において、7人以上が集まると
集団行動とみなされ、公安などにみつかれば即解散させられたり
拘束されることになる。
この規制をかわす方法が散歩。
表面的に散歩を装いながらデモをする。
中国独自の散歩という名のデモなんです。
天安門事件は民衆の抗議運動というのが一般的な認識かもしれないけど
当初は人民に人気のあった胡耀邦総書記の死を悼むもので、
花輪が北京市当局に撤去されたことに怒り奮闘し、
献花のために大勢が集まっていた広場は民主化要求へ変貌していった。
という、ある意味、思想を持たずに暴れ出すという
国側から見ると一見扱いづらいデモ隊へと豹変する国民性。
ただ、献花や散歩、たまたまそこに居合わせた人達が暴徒化する
というか、革命家の意思が伝わったのか、それとも右向け右なのか
見習わなければならない所もあるかもしれないですね。
さぁ、みなさん
春です。
散歩に出かけましょう。