• おくりびとは死を美化しているにすぎない



    また3万人超てしまいました。今日もJRは人身事故で乱れに乱れてました。
    そんな毎日。命の偉大さ。人間の素晴らしさを説教したい限りです。
    ですが、福祉や医療の不透明さや世界同時恐慌でさきゆき不安であることは
    誰しもが実感している事だと思います。

    そんな状況下で考えなければならない事は、尊厳死と安楽死について。

    日本の末期治療の問題や家族構成の変化など
    尊厳死に対してももっと議論すべきだと思います。

    死をテーマにしたおくりびとは褒めるべき存在かもしれないですが、
    予告や報道を見る限り、死を美化している様にしか見えないです。

    日本の文化(家族の問題や気質の問題)からすると
    この手の議題は敬遠されるものかと思いますが、
    誰もが直面する死について恐れる事無く議論すべきだと思います。

    死はキレイなものではなく、痛くて辛いものです。
    最期まで本人の意思を尊重することが大切であるはずです。



    自殺者数11年連続3万人超


    共同通信社)全国の昨年1年間の自殺者数は3万人を超え、ほぼ前年並みになる見通しであることが5日、分かった。警視庁と道府県警が調べた暫定値を共同通信が集計した。警察庁の自殺者数統計は1998年以来3万人を上回っており、11年連続となることが確実になった。

     昨年秋以降の金融危機による不況の影響は直接数字に表れていないが、関係機関などは「職を失った人が数カ月たってから生活に行き詰まることもある」として、今後増加する可能性を警戒している。

     一方、警察庁は同日、今年1月の自殺者数は2645人だったと発表した。月別の数字の公表は初めてで、自殺抑止の対策づくりに役立てるのが目的。厚生労働省の人口動態統計による前年1月に比べると、340人増加している。

     共同通信集計によると、昨年の自殺者数は約3万2000人。前年の同様の集計では約3万3000人だったが、6月にあった警察庁の発表では若干増加しており、最終的にはほぼ前年並みとみられる。

     地域別では、北海道と長野県で80人以上、埼玉県でも約70人増加した。反対に兵庫県では約120人、茨城県で100人以上減少した。


    英皇太子、スイスで安楽死した夫妻の遺族に哀悼表明


    CNN) スイスの医療施設で安楽死した英国人夫妻の遺族に対し、チャールズ英皇太子が哀悼の意を伝えていたことが、英プレス・アソシエーション(PA)の報道で7日分かった。

    安楽死したのは英バス出身のピーター・ダフ氏(当時80)とペネロープ・ダフさん(当時70)夫妻。遺族によると、末期がんを患っていたダフ夫妻は先月27日、スイス・チューリッヒ市内にある安楽死専門クリニックで生涯を終えた。ペネロープさんは1992年から消化管間質腫瘍(GIST)で闘病生活を続け、ピーターさんは結腸がんが肝臓に転移していた。

    チャールズ皇太子はダフ夫妻の義理の息子にあたるサイモン・コニベアー氏に、哀悼のメッセージを送った。コニベアー氏はドーセット州パウンドバリーで「モデル村」の開発管理に従事しており、皇太子とは以前から面識があったという。

    英国の尊厳死推進団体の関係者は、ダフ夫妻が安楽死のために渡航を余儀なくされたことは「非常に悲しい」ことだとコメントし、英議会に法改正を求めていく考えを明らかにした。尊厳死に反対している団体の関係者も、夫妻ががん患者のためのホスピスに入所しなかったことに遺憾を表明した。